2008年03月13日
SEOの導入に関する考察
SEOの導入を考えるとき、その目的として一番に考えられるのは「それによって利益が生まれるかどうか」だと思います。ではSEO会社を選ぶとき、何を基準に選べばよいのでしょうか?
と言うのも、最近はSEO会社(正確には'SEO会社'ではなく'SEOを謳うホームページ制作会社')が乱立しており、それによってSEOを依頼する側の人がいろいろな情報に振り回される結果になっているのではないでしょうか。
そこで、SEO会社を選ぶときの基準について、以下に例を挙げながら考えてみたいと思います。
◆A社、B社がキーワードXとYについて設定した成果報酬型SEOの料金
キーワード「X」 | 20以内 | 10以内 |
A社 | 5万円 | 10万円 |
B社 | 3万5000円 | 7万円 |
キーワード「Y」 | 20以内 | 10以内 |
A社 | 3万円 | 6万円 |
B社 | 2万円 | 4万円 |
どちらのキーワードに関してもA社のほうが高い料金設定です。
◆キーワードXとYが20位以内、10位以内にランクインした際に生み出す利益
各キーワードが生む利益 | 20以内 | 10以内 |
キーワード「X」 | 50万円 | 130万円 |
キーワード「Y」 | 10万円 | 30万円 |
どちらのキーワードに関しても10位以内のほうが高い利益を生み出します。
◆B社は20位以内まで、A社は10位以内までランクインさせられると仮定した場合の実利
B社 | 利益 | コスト | 実利 |
キーワード「X」 | 50万円 | 3万5000円 | 46万5000円 |
キーワード「Y」 | 10万円 | 2万円 | 8万円 |
A社 | 利益 | コスト | 実利 |
キーワード「X」 | 130万円 | 10万円 | 120万円 |
キーワード「Y」 | 30万円 | 6万円 | 24万円 |
10位以内にランクインさせることができるA社のほうが、どちらのキーワードに関しても実利が大きくなります。
◆結論
SEOによる効果が大きい場合(大きな利益を生み出す場合)
SEOのキーワード単価ではなく、上位表示の実績や実力を重視してSEO会社を選んだほうが、実際の利益は大きくなる。
SEO会社選びのポイントは、キーワード単価ではなく、何位にランクインさせることができるかを重視!